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ローブ・ア・ラ・フランセーズ
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ローブ・ア・ラ・フランセーズ(女性)
ルイ15世の愛妾ポンパドール夫人によって完成されました。
フランス風のローブは胸の部分が胸あて布にしっかりととめつけられ、共布のペチコートの上に広がっています。
ひだ飾りの付いた袖からあふれる繊細なレース、胸元やペチコートにもリボンやレース。 少女趣味の極致ですね。
ローブの背中に畳まれた大きなひだに魅了された画家ヴァトーは、貴婦人の後ろ姿を多くの絵画に残しており、これはヴァトー・プリーツと呼ばれました。
パニエを腰に入れて左右にスカートをふくらませ、極端な場合は数メートルにおよび濃厚なロココ調の室内装飾に対抗しました。

ラビ・ア・ラ・フランセーズ(男性)
男性は豪華な刺繍やモールで飾った、胴が細く裾の広い上着にベスト、袖口にフリルのあるシャツを着て、ストックスという襟飾りをしました。
足にはぴったりした膝丈のズボンとストッキングを履いていました。
上着にはボタンをかけず、ベストの刺繍に大金を投じました。
     
2003.09.20記 (人形屋)
by ningyoya7 | 2007-11-11 17:17 | 西洋の服飾の歴史
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