雅楽・陪臚
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コミックス「陰陽師4」の表紙の再現です。
楯と太刀、鉾も使用する戦勝を祈る舞いです。

雅楽の衣装はエリザベス1世、西太后とともに人形屋の念願だったモノ。
人間用の実寸サイズと縫い方を記載した本に出会ったので、これを6分の1に縮小した型紙をおこしました。 『額に赤絹の装飾付きの巻纓冠』(まっこうのかんむり)、
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『鎧を表現した貫頭衣』(りょうとう)、りょうとうの紐飾りはセーラーライン、
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『透き通った絽の闕腋袍』(けつてきのほう)は筒袖の袖口を絞り、
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全体に大きな紋(かのもん)をちりばめる。かのもんは造花材料を使用
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太刀は平緒で釣り下げています。これは切り平緒なので、腰の紐と前のたれは別物。太刀は既製品です。
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後ろから。りょうとうの腰紐は平緒の上に締めています。
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楯はスキャナーで取り込んだ画像を厚紙に張り付けた上に、アクリル絵の具で着色し、カッターで切り抜き。『絹糸を編んだ靴』(しかい)と、裾をくくった袴は舞楽用の特種な形をしていました。
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敢えて合成写真の背景はシンプルな金屏風にしました。
しかし、モデルが金髪だからな〜
ジェフくんを坊主にして鬘をつくるべきかどうか悩みました。
10年ぶりに投稿し「ジェニーno.14」に掲載された作品です。

この作品も「ジェニーのひな祭り2003」に出品し、審査員から「よく作れましたね〜 私も作りたかったけど難しくて断念したんですよ」とのお言葉をいただき面目をほどこしました。

2003.12.16記 (人形屋)
2009.5.3追記
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# by ningyoya7 | 2007-11-11 16:33 | 日本の服飾の歴史 | Comments(2)