小町娘
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歌舞伎に登場する“大店のお嬢さん”をイメージしてみました。
髪型は娘島田、黒繻子の襟、大振り袖、だらりの帯です。
鬘に初挑戦した作品ですが、意外にうまく出来上がりました。
「桜山」の武家娘と比較してみてください。

ときどき「これ、舞妓さん?」と言われますが、そもそも舞妓さんの衣装は、裕福な町人の娘の衣装を真似たものなのです。舞妓さんは大人の芸妓さんとは違って、まだ子どもであるという趣旨で、着物は肩揚げがあり、袖もつまんであります。戦前とは違って今では舞妓さんは中学を卒業してからでないとなれないので、本来の子どものイメージからはかけ離れてきましたね。

きらびやかな舞妓さんも作ってみたいのですが、問題はやっぱり鬘かな?
今回は背景を和服裂にしてみました。
桜にはまだまだ早いですが、春を待つ雰囲気を感じていただけるとうれしいです。

2005.1.27記 (人形屋)



銀水引、見送り、花簪を加えて、結綿に結い変え、着物の半襟も無地に近いものにしました。
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2008.6.7記
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# by ningyoya7 | 2007-11-11 16:43 | 日本の服飾の歴史 | Comments(0)